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誘拐 ~巣立ちヒナのお話~

2005年08月02日 14:16

いつの間にか8月にはいっていました。
我が家ではちょっとした事件が起こっていました。

タイトルにある通り『誘拐』です。
誘拐してしまったのです。

スズメの『巣立ちヒナ』ってご存知ですか?
先週の土曜日、スペサンが勤務先の前でスズメのヒナを拾いました。
会社では育てられないからと、我が家につれて帰ってきたのです。
ご存知の通り、我が家にはスズメの天敵イタチがいます。
かといって目の前にある小さな命を見殺しに出来るわけはないので、
ネットでいろいろと調べたのですが…

びっくりしました。
スズメのヒナは保護しちゃいけない(場合がある)のです。

『巣立ちヒナ』といって、巣立ったヒナはしばらく地上で暮らすらしいのです。そこで飛ぶ練習をしたりしながら、親が運んでくるえさを食べて、やがて飛べるようになり、一人前のスズメになるそうなのです。
スペサンはその巣立ってこれから一人前になるスズメの子を『誘拐』
してきてしまったことになるかもしれないのです。

知らなかった…

そういったスズメを保護した人たちのためのサイトがいくつかありました。
そこの方々にアドバイスを請いながら、小さな命を守る生活が始まりました。
私は朝までパソコンにかじりつき、30分おきにえさをくれと鳴くヒナの仮のお母さんとしてえさを運びました。
始めはなかなか食べてくれませんでしたが、少しずつ食べてくれるようになり安心しました。しかしそれとともにこれから先のことが心配でたまりませんでした。

なんとかこの子を元の親に返したい。
昨日はスペサンが休みだったので、拾ったところに行ってみたところ親スズメが来ていました。
ヒナを地面においてやるとしばらくして親がやってきますが、まわりは道路に面しており、車の往来も多いのでやっぱりつれて帰りました。

右足がちょっとおかしかったこともあり、今日小鳥専門の病院に連れて行きました。
診察によると、この子はもともと(おそらくたまごの時点で)小さく生まれた子で、たとえ育ったとしても自然界では生きていけないだろうといわれました。
右足にも奇形があり、保護したほうがいいとのことでした。
我が家では飼えない事情を話すと、こういった子を保護している人がいるのでその方にお願いしようということになりました。

この2日間、とっても長く感じます。頭の中はヒナのことばかりで、他に何もすることが出来ませんでした。
ヒナがとてもかわいいことよりも、知らなかったとはいえ野生の世界に介入してしまったこと、そして勝手に入り込んどいて家にはフェレットがいるから飼えないという身勝手な気持ち、どうすることも出来ないけど何とかしたい、でもできない…頭の中から離れませんでした。
それでも数時間おきにチィチィと小さい体で一生懸命生きようとえさをねだるヒナ。涙が止まりませんでした。

結局のところ、このヒナは『巣立ちヒナ』といえるほど育ってはおらず、奇形もあったので保護に値するヒナだった、そして奇跡的に保護してくださる人が見つかったので、よかったと思っていいのかな。
スペサンも、良かれと思ってやったんだけど、オレはとても大きなおせっかいをしてしまったんだ…と落ち込んでいたので、スペサンのおかげであの子は命拾いしたんだよって伝えたいと思います。

長々と書きましたが、私が言いたかったことは
『巣立ちヒナ』を知って欲しいということです。
私のホームページはフェレットをメインにしていますので、フェレットを始めとするいろんな生き物が大好きな方たちが集まってくださっていると思います。
目の前にまだ頼りないヒナ鳥がちょんちょんと歩いていたら、思わず保護してしまうかもしれません。
でもその子は、先にも書いたようにこれから一人前になるために飛ぶ練習をしながら親鳥の運ぶえさを待っている『巣立ちヒナ』かもしれないことを知っていて欲しいのです私も偉そうなことはいえないし、聞きかじった程度なので、下のリンク先のサイトをお暇な時にでも覗いてみてください。
http://www.asterisk-web.com/sparrow_club/chon_top.htm

もちろん、巣から落ちちゃったような羽も生えていないヒナや、怪我をしている子は保護してあげるのが言いと思いますが、なかなか大変なものです。
とはいうものの小さな命を見殺しになんて出来ないですけどね。

なんだか思ったことをつらつらと、長々と書いてしまいました。
読んでくださってありがとうございます。
上のサイト、そしてこのサイトもお時間のあるときにでもぜひ覗いてみてください。
http://www.geocities.jp/suzumesos/index.html

この子が、私にいろんなことを教えてくれたヒナ“ちゅんちゅん”です
7312.jpg

ちゅんちゅん、ありがとう。
元気でおおきくなってね!
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コメント

  1. yodo | URL | CzFlgJzM

    とても勉強になりました。

    ともさん、この2日間お疲れ様です。
    大変だったですね。

    最近ではすずめを見かけることも少なくなりましたが、子供の頃はよくすずめのヒナが地面に落ちている話を聞きました。それって「巣立ちヒナ」の可能性が高かったんですね・・・。
    私が子供のころはネットが無かったので、このような時には、獣医さんに聞くしか情報を得ることはできなかったでしょう。
    ネットありがたさを今、しみじみ感じます。

    ちゅんちゅんちゃん、がんばってね!

  2. とも@管理人 | URL | -

    私も全然知りませんでした。子どもの頃スズメのヒナを拾ってきてえさをあげた記憶もあります。
    『巣立ちヒナ』のことを知らない人がほとんどで、「保護したけどどうしよう」→サイトで調べる→巣立ちヒナのことを知る→びっくり!っていう相談がとても多いそうです。
    これを機会に私の周りの人が巣立ちヒナのことを知ってくれたらいいなぁって思います。
    よかったらyodoさんも、いろんな人に教えてあげてください♪

  3. ポチ | URL | 2AuWRls6

    実は…

    私も誘拐してしまった経験あります…。

    すずめではなくムクドリなのですが、ある日突然車の前に飛び出して来たので、そしてまだ飛べそうにないヒナだったので連れて帰ってきてしまいました。
    当時何も飼っていなかったのでペットショップで練り餌を買ってきて食べさせ数週間我が家に居ました。

    ある朝、やはり巣立ち間近のヒナを持つツバメの母に追い立てられるように飛び去って行きました。
    もともと野生の鳥なのでその日が来るのは分かっていた事なので寂しいながらも元気で飛び去ってくれて良かったです。
    その後、野鳥のヒナを拾ってはいけない事を知りました。

    私のHNの“ポチ”はその子の名前です。
    とてもなついてくれて可愛かったその子がいなくなってからどうしてもペットを飼いたくなって初めてフェレッ子を迎えました。
    その子がいなければフェレットを飼ってなかったと思います。
    元気で暮らしてくれるといいな…。

  4. とも@管理人 | URL | -

    ポチさん
    そうだったのですか。
    知らなかったら拾ってしまいますよね。
    でも、その“ポチちゃん”は、つばめのお母さんによって巣立ちを促されて、空に飛んでいくことが出来たのですね。よかった、よかった。
    ちょっと寂しい気もしますが、大きな空の世界で自由に飛んで暮らすのが野鳥の幸せでしょうから、きっとポチちゃんも喜んだと思います。
    ポチさんの数週間の子育てによって助けられて、元気になって大空に帰っていったのですね^^
    私も2日間だけだったけど、ちょっとだけ寂しい気持ちもありました。でもそれ以上に、私には手におえない(3フェレズのいけにえにならないかが心配で心配で…)状態だったので、とにかく誰かに助けてもらわなければと必死でした。

    きっとポチちゃんは元気に暮らしていますよ。
    私のちゅんちゅんは、残念ながら野生では生きていけない体であるということですが、“その道のプロ”といわれているらしい方に託されたので、安心です。

    ほとんどの人が『巣立ちヒナ』のことを知らないそうです。
    一人でも多くの人に知ってもらいたいと思います。

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